人事メッセージMESSAGE FROM PERSONNEL DEPT.

“クレド”を貫き今までの日本にない証券会社を目指す
いちよし証券独自の経営戦略に賛同する“同志”を求めています

いちよし証券の戦略は明快だ。中でも「クレド」「売れる商品でも、売らない信念。」「中小型成長企業・中堅企業に特化したリサーチ」はその軸となるものである。“言うは易し”だが、いちよしはこれを十年以上にわたって堅持してきた。
これこそがいちよしの強みであり、「揺るがぬ軸」を持っている証拠である。いちよし証券は今、さらにその戦略を加速させるため強力な助っ人となる人材を求めている。

1990年代後半、国の金融自由化政策のもと、金融ビッグバンが起こりました。
証券会社、銀行、保険、垣根を超えた激しい競争が始まりました。業界再編はかつてない規模とスピードで進み、金融大競争の時代が幕を開けたのです。

いちよしの考え方の源泉は「クレド」

この時代、顧客の確保はもちろんですが、優秀な人材の確保こそ、最重要課題になっています。しかし、かつてのような終身雇用の考え方は崩壊し、優秀な人材は積極的に良い条件のもとに移ります。人材の流動化も格段に進みました。

独立系の証券会社が、こうした厳しい大競争時代を生き抜くには、揺るがぬ経営方針と差別化した戦略、安定した収益基盤が必要です。
いちよし証券の考え方の源泉には、常に「クレド(信条)」があるといっても過言ではありません。クレドは「経営理念」を筆頭に「経営目標」、それを実現するための「行動指針」から成り立っています。つまり経営理念である「お客様に信頼され、選ばれる企業であり続ける」が全ての源となっています。

具体的には、手数料稼ぎの売買ではなく、お客様の立場で資産を管理・運用するということです。株価ボードを店頭からはずしたのも、こうした方針のためです。

社員一人一人が本当にお客様のことを考えなくては、改革を成功に導くのは困難です。絶対に必要なのは、お客様のことを考える人です。そうした人を集めるのは不可能に思われますが、実はそれほど困難ではありませんでした。
証券会社に勤務していて、本当は“お客様第一”を考えたくとも、そうはいかない現実から抜け出たいという人が集まってきたのです。

いちよし証券には、20年来実践している「いちよし基準」があります。
以下は、いちよし基準の7つの原理原則です。

〔1〕公募仕組債は取り扱いません。 〔2〕債券は高格付けのみとし、不適格債は取り扱いません。 〔3〕私募ファンドを取り扱いません。 〔4〕個別外国株は、勧誘しません。 〔5〕投信運用会社は、信頼性と継続性で選びます。 〔6〕先物・オプションは勧誘しません。 〔7〕FX(外為証拠金取引)は取り扱いません。
そしてこの7つの原理原則を「売れる商品でも、売らない信念。」として、2009年5月に全国紙に意見広告として掲載し内外に宣言しました。
当時の金融・証券界では通貨選択型で高分配の投資信託が話題となり、個人投資家の人気を集めていましたが、いちよし証券はこれらの人気商品(売れる商品)を一切取り扱いませんでした。
通貨選択型の高分配ファンドは仕組みが複雑で、お客様にご理解いただくには難しく、またアフターフォローにも責任持った対応ができないと判断したためです。

このような取り組みは、時として会社の収益にマイナスの影響を及ぼすこともあります。 しかし、当社が最も大切にしているのは「お客様に信頼され、選ばれる企業であり続ける」ことなのです。

「クレド」を共有できる同志であることが必須条件

この様に、いちよしは“今までの日本にない証券会社”をつくろうとしています。そのためには、「クレド」や「売れる商品でも、売らない信念。」を共有できる人材(当社では“同志”と呼んでいます)がもっともっと必要なのです。

2010年4月の環証券(和歌山県)との合併、2011年1月の飯田證券(長野県)、佐世保證券(長崎県・佐賀県)、2012年2月の伊勢証券(三重県)、2013年3月の大北証券(岩手県)、2014年12月の西脇証券(兵庫県)との合併についても、例外なく“同志”となることが必須条件でありました。

中途採用者に大きな期待がかかると同時に大きなリターンを得る機会も与えられる

入社後、いちよし証券では当社の戦略と業務に対する理解を深めていただくため、中途採用者研修を実施しています。
いちよし証券について最初から深く知っていなくても構いません。しかし、収益部門であればコアターゲットである富裕層や中堅企業のお客様に喜んでいただき収益面で貢献していただくことが期待されます。

そして中途採用者に対してもうひとつ期待していることは若手の育成です。いちよし証券では現在、若手のスキルアップが大きな課題になっています。経験者採用者のスキルをこうした若手に継承してもらいたいと期待しているのです。このように中途採用者に対して大きな期待を寄せているのは、これまでの実際の活躍も目覚ましいものがあるからです。いちよし内で各部門の管理職、さらに上のキャリアになっている方も多数います。

実力を発揮すれば中途採用者であっても昇格の階段を駆け上ることが可能です。そうした意味でも、いちよしには公平な評価のもと、分け隔てのない自由でオープンな社風があるといえるでしょう。

確固な財務基盤、安定した収益体質 中堅ベンチャーでの実績が特徴

最後にいちよし証券の特長を説明いたします。大きく3点、1つめは財務基盤、2つめは営業戦略、3つめは中小型成長企業・中堅企業への特化戦略があげられます。

まずは、財務基盤についてですが、証券不況時に体力的に脆弱だった証券会社は合併か廃業かを選ぶしかなかったはずですが、数少ない独立系証券として生き残ってこられたのも、高い「自己資本規制比率」等安定した財務面での優位性があげられると思います。

2つめの営業戦略については、リテール部門において同業他社と比較すると早くから顧客満足度の向上と企業としての安定収益体質の確立を目指し、投資信託とファンドラップの販売に注力していることがあげられます。お客様の老後資金の運用商品として捉え、たくさんのお客様に保有いただいた結果、2022年9月末の預かり資産1兆8,690億円のうち投資信託とファンドラップの合計残高は9,119億円となっております。
株式の短期売買に依存する収益体質ではなく、中長期保有を前提としお客様に喜んでいただく資産運用サービスの徹底こそが当社の営業戦略の大きな特徴です。こういったサービスにより、現在、当社は月間コストの約5割を信託報酬等でカバーできる安定収益体質になってきています。

3つめの中小型成長企業・中堅企業への特化戦略については、リサーチ(調査)、フェアバリュー(適正価格)、それから中長期の分散投資を基本スタンスとした運用アドバイスを軸としています。

これらを支えるリサーチ部門は、主に関係会社「いちよし経済研究所」が担当しますが、ユーロマネー社のベストリサーチハウスランキング<新興市場部門>で18年連続アクセスランキングが第1位※2と近年は海外からも注目されるリサーチ部門であり、当社の大きな差別化戦略につながっています。

以上の戦略に共感していただける“同志”の方、是非一緒に働きましょう。

※2:2021年までの18年間。ベストリサーチハウスランキングの新興市場部門アクセスランキングにおいて。

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